筆ペン作品(手本)集~百花繚乱~

父母は唯だ其の疾を之れ憂う。

 親に心配をかけない。それが孝である。世の父も母も、いちばん心配するのは、わが子の病気である。したがってかりそめにも、自分の不 注意から病気にかかるようなことがあってはならない。

 「其の疾」を父母の病気とし、父母の病にはとくに気をつけるのが親孝行だとする説もある。



 親に心配をかけない。分かっているようで、難しいことです。いつも思うのは、親の意向に沿うことが親孝行なのか、どうかということです。自分の人生でもあるし・・・病気をいちばん心配するというのは分かるんですが・・・